犬は家族の一員
犬は最古の家畜とも、人間の最も古い友達とも言われています。
私たち人間は犬との長い歴史の中で、生活のために犬の力を借りてきました。
犬の果たしてくれる役割は時代の流れや文化の発展と共に移り変わり、現在では本来の仕事をしなくなった犬種もあります。
近年になって、警察犬、災害救助犬、盲導犬、聴導犬、介助犬など、新しい役割を持つ犬が登場してきて、人間の生活の重要なサポーターとなっています。
日本で飼育されている犬のほとんどは家庭犬ですが、現在では犬は単なるペットではなく、大切な家族の一員として、日々の暮らしに癒しと潤いを与えてくれる大切な存在となっています。
家族である犬の生態や感覚、コミュニケーション方法を良く理解して、これからも犬との素晴らしい共生を築いていきたいものです。

人とペットとの共生
犬や猫のペットと暮らすことによる人間への医学的、化学的効用については、精神的不安感が軽減する、高齢者がペットと触れ合うことで、高血圧が改善する、衰えた身体的機能のリハビリの役立つ等の報告がなされています。
ペットを医療の現場の取入れる療法(アニマル・アシステッド・セラピー)も盛んになりつつあります。
海外でも教育機関や更生施設などにおいて、ペットが人の心身の健康増進に寄与することについて着目し、責任感や生命の大切さを教えるため、一人ひとりに動物飼育を任せ、愛情のこもった世話を通して心の健全化を図るなどの実績を上げています。
この他、教育プログラムに動物を介在させる『動物介在教育(アニマル・アシステッド・エデュケーション)』も行われています。
動物介在教育の現場では、動物との関わりを通して。子供たちに自主判断能力の向上、集中力や共感性の増加などが見られるとの報告がなされています。
幼少期に動物とのふれあいを体験・経験した子供たちは、動物に対する正しい知識を持ち、優しさや思いやりなど豊かな心を持って大人になり、動物愛護の精神を広く伝えることができる。
これこそが動物愛護管理法の目的にあるように『国民に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資する』に適うものとなります。
また、高齢者にとっては、動物との直接的な触れあいはもとより、散歩などで出会う不特定多数の人々とペットの話題を通して自然な交流が図られることは孤独感を癒すことにも繋がり、新たな心の張り合いをもたらし、生きがい作りや地域社会への潤滑油としての役割など、ペットを飼育することのメリットは計り知れません。
飼い主の指示に従う愛犬に躾ける
日頃から愛犬との散歩、食事、躾け、遊び、スキンシップなどを通して信頼関係を築いておくことは非常に大切なことです。
特に、名前を呼ばれたら急いで飼い主の元に戻ること。ハウスと言われたら素早く入ること、待てと言われたら待つことなど、緊急時には必ず役に立つ必要なことです。
犬はエサをくれる人よりも散歩に連れて行ってくれる人を信頼したり懐くものです。
何故なら、犬は健康のために散歩に行こうと思わず、あくまでも狩りに行くと思うため。
命掛けの狩りに行くにはリーダーに従い連携を取りチーム戦で獲物を捕らえるからです。
実際に狩りをする訳ではないですが、そういった本能があるために散歩をしてくれる人をリーダーと認識しやすいのです。
散歩も時間や量、またはコースも日々違うようにしておくといいと思います。
どんな状況でも不安や不満を感じて要求吠えをさせないよう、しないようにするため、散歩は飼い主に時間もコースも合わせるようにする。
社会性を養うためにも人の多い場所や音がするような場所に連れて行く、僕のところでは、散歩が出来るようになったら遊園地や人出の多い公園に連れて行き、人込み、ジェットコースターなどの遊具のあるところで物音などに慣らします。
子犬のときは、なかなか歩いてくれないことも多いと思いますが、そんなときには近所の愛犬家の方に一緒に連れて行ってもらったり、または犬は芝生が好きなので芝生のところでは、よく遊び走りまわるので歩く練習にはよいところです。

まとめ
犬が人と合わせてくれ、色々な人との出会いがあり、そして交流が増えることで人生を豊かにし謳歌することができます。
犬は社会的にも重要な位置に居て様々な場面で活躍し多くの人の役にも立っています。
良く躾けのできた犬は無駄な動きもせず凛々しくもあり、立ち姿も綺麗なものです。
振る舞いかたを心得ていると思うほど。
伸びるリードで好き勝手に歩かせるようなことはせずに、きちんとん人の左側で歩く姿は美しいです。
皆さんも、まずはきちんと歩く歩かせる、ことから始めて人と犬の意思の疎通、調和のとれた歩き。
を目指してみませんか❓
良い愛犬ライフを🙂
コメント