犬の病気とケガについて 前編

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犬との生活
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ここに紹介する病気の数々は、飼い主して知っておきたい病気の基礎知識です。

普段の生活の中で思わぬケガや体調不良は、もしかしたら病気の前兆や病気が原因で起こったのかもしれません。

しつけトレーニングの時間は、愛犬のことを良く観察する格好の機会です。

わずかな変化も見逃さず、日々の健康管理を怠らないように心掛けましょう

① 流涙症

一般的にドライアイと言われる病気です。

チワワは目が少し突出しているので、悪化する傾向にあります。

目やに、結膜の充血、繰り返す角膜炎、といった症状が見られます。

早期に発見すれば点眼などの適切な処置が有効です。

本来、涙は眼瞼で作られ、目の表面を覆うことで異物を流し出したり、瞬きをスムーズにしたり、酸素や抗体を角膜に供給するなどの働きをします。

そのとき、余分な涙は目頭にある涙点という穴から鼻涙管にはいり、鼻腔中に流れるのですが、この流れに問題が起こると流涙症になってしまいます。

鼻涙管が詰まることで、余分な涙が鼻腔内に流れていかず、目からあふれ出てしまいます。

放っておくと結膜炎を起こしてしまうこともあるので、涙や目やにが多くなってきた、白目が充血するようになったときは、早めに診察を受けましょう。

② 白内障

目の中にある水晶体が白濁し、視力が低下して最終的には失明してしまうこともある病気です。

ただ、白濁を角膜の白濁と見間違うこともあるので実際に飼い主が白内障に気づくのは、段差や物にぶつかる、暗いところでは動かないなどの行動異常を目にしたときが多いようです。

老化と共に発症する『老齢性白内障』2歳までの間に発症する『若年性白内障』 2~6歳までの間に発症する『成犬性白内障』とがあり、若くして起こる白内障に関しては遺伝的要因が考えられます。

現在はチワワを含め約80犬種にその要因があることが知られています

軽度の場合は、目薬や飲み薬などで進行を遅らせることができます。

視覚障害や失明している場合は手術で水晶体を取り除き、イヌ用の人工水晶体(眼内レンズ)を挿入することもできるようです。

③ 進行性網膜萎縮

遺伝性の網膜疾患のひとつで、目の網膜が変異し萎縮することで、どんどん視力が低下し、最終的には失明する病気です。

チワワに限らず約70犬種以上が発症しています

初めは夜や薄暗いところでの行動が困難になるなど夜盲症の症状を示します。

進行すると昼間でも視覚的な問題が生じるようになります。

瞳孔が開いたり、白内障の症状を呈することもあります。

現在のところ、治療法はありません。

しかし、遺伝性疾患であることははっきりしているので、遺伝子を持っている場合は決して子孫を作らないことです

① 歯周病

口臭がきつくなったら、歯周病が疑われます。

犬の口臭がきついのは当たり前、という人が居ますが、きちんとデンタルケアを行っている犬であれば、ほとんど口臭はありません。

歯周病に代表されるデンタルトラブルは、全身疾患にもつながる恐ろしい病気です。

とくにチワワなどの小型犬は、顎のサイズの割には歯が大きく歯の数も変わりなくあるため、小さな口に密生している歯は歯石や歯垢の温床になりやすく、小型犬は中型犬や大型犬と比較するとデンタルトラブルが多くなりがちです。

最低でも1日に1回は歯ブラシで隅々まで磨いてあげましょう

歯茎の腫れがあって歯石が確認できるほどであれば病院で歯石除去をしてもらいましょう。

② 口蓋裂

先天的に上顎がくっつかずに癒合不全が認めれる場合があります。

これは上顎の一部が欠損しているのが原因で、鼻腔と口腔が繋がってしまっています、そのためにおっぱいを吸っても鼻から出てきてしまったり、食べたものを誤飲してしまいます。

口の中を覗くと簡単に発見できます。

治療は手術しかありません。

① 水頭症

泉門部癒合不全と併発して見られ、脳室に脳脊髄液が多量に貯留してしまう病気です。歩行時ののふらつき、運動障害、てんかん発作などの神経症状が見られるようになります。

X線検査や超音波診断で診察します。

最近では、これらの病気を持っていたとしても、神経症状が出なければ、病気とは取れえないという考え方になっているようです。

チワワであれば、モレラ(泉門部癒合不全による頭頂部の陥没)は、その犬種の歴史にも記されている特徴で、神経性の問題を発症しなければ、ナーバスにならなくてもいいでしょう

② てんかん

脳の神経細胞の伝達異常によって起こる病気です。

真性てんかん、症候性てんかん、とに分けられ、前者は脳に器質的な異常が認められず、発症には遺伝的要素が大きく関係すると考えられています

後者は脳炎や外傷性脳障害、脳腫瘍、水頭症、などの脳疾患の後遺症から起こります

てんかんは繰り返し起こる発作で、意識を失ったり、泡を吹いたりする全身性の発作が起き、意識は失わない小発作に分類されます。

いずれも発作を起こす前に、落ち着きがなくなる、不安や恐怖におののく、一点を見つめるなどの症状が見られます。

多くは抗てんかん剤を用いて治療を行いますが、症候性てんかんの場合は、元となっている疾患を判明させることができれば、それも含めて治療をしていきます。

頸 呼吸器

① 歯突起性形成不全

頸の第二頸椎にある歯突起の形成が不完全であったり、このために頸に骨の脱臼(環軸関節亜脱臼)を起こしかねない状態になります。

診断はX線を使っておこないます。

症状は脊髄の圧迫の結果起こるもので、運動障害(前肢 後肢の不全麻痺といった運動失調、足のふらつき、起立困難、頸部の知覚過敏などが認められる。

突然発症することが多いようです。

治療は内科療法や外科療法などを行います。

日常では頸部に衝撃を与えないように気をつけましょう。

② 気管虚脱

先天的、後天的に気管支や気管軟骨に気管虚脱があると、運動や興奮したことがきっかけとなって呼吸困難の状態に陥ってしまうことがあります。

主な原因は気道を形作っている気管に一部が扁平になり、気道を塞いでしまうこと

ガチョウの鳴き声のような咳が特徴で気管のほとんどが塞がれてしまうほど重度になると、非常に苦しい呼吸困難を起こします。

診断は、頸部と腹部のレントゲン検査や、わかりにくい場合は透視検査や気管、気管支炎によって行われます。

投薬による内科療法や体重の減量、軟口蓋が長い場合には切除手術が選択されることがあります。

まとめ

犬も突発的な病気やケガが付き物です。

さっきまで元気に走り回っていたと思いきや、足や体の一部を痛がってる。

なんてことは日常的にありがちです。

病気に関してもそうで、昨日まで何ともなかったのに。。。

散歩に行って何かを食べてしまって病気になってしまった。

なんてことも。

ある程度の知識を備えておいて、緊急性があるのか❓

自宅で様子を見ていて大丈夫か❓

薬が必要なのか❓

などなど判断ができるようになると焦らずに落ち着いて行動ができると思います。

良い愛犬ライフを🙂

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