仔犬の社会化を考える

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犬との生活
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なぜ、必要なのかについて。

もし、仔犬に社会性を身に付けるチャンスを与えなければどうなるでしょう。

乏しい社会化期を過ごした犬は、犬なのに犬と遊ぶことができない、他人や他の犬を怖がる、攻撃をする、音や物に対して極度に怯える、コミュニケーションの取り方を分からない犬になってしまいます。

せっかく犬を迎え入れ家族として過ごしていくのなら、お互いにストレスを少なく、楽しく暮らしたいものです。

飼い犬に穏やかで明るい性格に育ってほしいと願うはずです

そのためには『仔犬の社会化』にあり、とても重要なことなんです。

社会化のポイン

仔犬に新しい体験をさせるときには、『量より質』を重視してください

犬は仔犬でも成犬でも、それほど集中力が長続きしないです。

まずは、飼い主さんが抱っこして外の刺激を経験させます。

人に出会うチャンスがあれば撫でてもらったり、おやつを手渡しで与えてもらい決して人が怖くないんだと思えるように。

普段からおやつを持ち歩き、ご褒美を直ぐにあげられるようにしておくといいと思います。

仔犬が他人からおやつを食べた❗

そうしたら『いい子だねー』と褒めてあげてください

犬にとって飼い主に褒めてもらうというのは、何よりのご褒美なんです

褒める時の注意点が。素早く頭などに手を持って行かない

ゆっくりと手を持って行き優しい声で『おりこうだね❗』と撫でてあげます。

大きな声や素早い動きをしないようにしてください。

仔犬が他の犬や人との接触を怖がるときには、無理せずに控えてください、無理に接触させてトラウマにさせてしまうと、かえって悪影響を与え時間を要することになりかねません。

吠える犬や身振り手振りの大きい方など、仔犬にとっては恐怖でしかないかもしれなしです。

穏やかな人や犬から慣れさせましょう。

嫌な記憶はずっと残るので、そういう経験はさせないのが無難です

屋外の刺激ばかりじゃありません。

特に怖がるのが掃除機です、これを怖がる犬は本当に多いです。

これも、いきなり近づけるのではなくスイッチを入れないところから始め、徐々にスイッチを入れた状態にし慣らしていくのがいいと思います。

社会化には『人』に慣らす、信頼性を高める

仔犬のうちから人に慣らすのは、とても重要なことです。

犬社会のルールを学ぶと同時に、人という異なる生き物との向き合いかた学ぶ必要性があります。

もちろん犬に合わせて無理は禁物ですが人に対して吠えたり噛みついたり等の行為は厳禁です。

人の暖かさを理解できるまで、教える努力が必要です。

リードを介して強く叱ったりしてはいけません、信頼関係を築く心がけが必要です。

1度目のワクチン接種から2週間もしたら、今度は外の刺激を体験させましょう。

最初は1日に10分程度から始めます、音や匂いと莫大な量の刺激が外の世界にはあります。

この刺激に触れさせ精神面を強くさせ物事に動じない犬に育てて行きましょう。

ただ呆然と新しい刺激に触れさせるのではなく、新しい経験を楽しいと思えるように工夫するのが飼い主さんの務めです。

リラックスして歩くようにするなど、優しい言葉や愛撫を与えて『その行動は正しいんだと』仔犬に伝わるように接します。

社会化の重要性(生後3週齢~12週齢)

仔犬の発達段階における経験が仔犬の行動や気質に大きく左右する

この時期に受けた影響が、その後の犬の行動に強く影響を与えることが様々な研究によって立証されています。

犬の発達段階は大きく4段階に分けられ行動的発達で説明されることが多くなっているようです。

犬の社会化期は以下のように2つに分類することができます。

第一社会化期(生後3週齢~5週齢)

この時期の仔犬は環境の中でより多くのものに興味を持つようになり、様々な行動や感情の変化を見せるようになります。

匂いを嗅ぐ、穴を掘る、興味のあるものをくわえたりそれを引き裂いたりと、いたずらや深索行動がみられるようになるのもこのころです。

兄弟との遊びや喧嘩などから社会行動を学びはじめ、攻撃性や性的行動、捕食行動を示すようになります。

咬みつき抑制は兄弟同士の遊び、喧嘩、母親とのやり取りから学習します

この咬みつき抑制を学び損ねていることや、早すぎる離乳は、不安や葛藤を感じやすく情緒不安定な気質を形成するおそれがあります。

第一社会化期は特に安定した感情を養う大切な時期であることを認識して接することが大切です。

第二社会化期(生後6週齢~12週齢)

この時期になると母親も授乳を拒否するようになり仔犬から徐々に距離を離すようになります。

仔犬は新しい環境に向かう準備が整い始め、第二期社会期の生後8週齢前後には『感受期』と呼ばれ、このころに体験した精神的、肉体的苦痛は強く残ると研究から明らかになっているようです。

また社会期の終わりの12週期には見慣れないものを警戒したり恐怖心を抱きやすい時期のようで、親や兄弟と質の良い社会期を迎えられるようにする必要があります。

まとめ

仔犬を迎い入れ、おおよそ15年近い日々を共に暮らしていくことになります。

人間社会で生活をしていくには、人に迷惑を掛けず共存していかなければなりません。

人を見るたび、物音がするたびに大きな声を出して吠え続けたり、興奮がますますエスカレートし咬むような行動をしては、とても人間社会で生活をし続けるのは難しくなってしまします。

可愛い愛犬がマナー良く居てくれれば、明るく楽しい生活を送ることができます

仔犬を迎い入れると、どうしたらいいのか、色々と悩みも出てくるものです。

そんなときには買い求めたブリーダーさんや、近所の愛犬家の人にアドバイスをして頂いて、飼い主としてのスキルをアップしていけばいいと思います、

誰しも最初から上手に飼えるわけではないのです。

犬と共に成長していけばいいのです

人間関係でも、不信に思ったり信頼関係を築けない、または信頼関係が終わるときって、意思の疎通ができていない、例えば上司が昨日と今日で言ってることが違うなど一貫性がなくその都度、発言が変わってしまなどがあると思います。

犬に対しても一貫性を持って、人間側の心を安定させて接する。

犬が興奮している時は落ち着くのを待つ、落ち着いたら褒める、そして次の行動に移る。

この記事を読んで、なにかしらのヒントにしていただいて、愛犬との楽しい未来を想像したくさんの良い思い出を作ってください

楽しい愛犬ライフを🙂

コメント

  1. inna より:

    とても専門性の高く、ケンさんだからこそ書ける記事ですね✨
    私は犬を飼ったことはありませんが、犬を飼い始めた人達には大変参考になる記事だと思いました!!

    • ケン より:

      ありがとうございます😊

      今はコロナ禍でペットブームで飼う人が増えているんですが、やっぱり飼えないと放棄する人が増えているのも事実で

      悲しいんです。

      生き物にブームがあること自体疑問です……

      良く考えてから飼って欲しいので、参考になればと書いてみました。

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